こんにちは。今回は僕が体験したブラック企業の当たり前を紹介していきます。
典型的な体育会系営業会社の日常です。
こんな会社もあるんだという風に見てもらえればと思います。
土曜・祝日は強制出勤で年間休日約60日?求人と違う!!
求人サイトで見た情報の半分程度の休みでした。
求人サイトでは土日祝休み・夏季休暇(5日)・年末年始休暇ありが、まさかの日曜のみ休みという現実。(夏季休暇・年末年始は休暇はありました)
労働基準法的に大丈夫か?って内容ですが、手口としては【自主参加の研修】という名目でした・・・。
出社すると朝一紙が回ってきて、全員名前を書かされるのですが、自分の意志で研修に参加しましたとするためのもの。
毎回書きながら、『これ書かなかったどうなるんやろ・・・』という疑問を持ちながらも、書かないという選択肢があるわけない笑
さすが体育会系ブラック企業の当たり前は違うな・・・と俯瞰的に見ていました。
結婚し家族が増えるので、家族との時間が欲しい!不規則なサービス業じゃダメなんだ!!という強い想いで辞めたのに、、、
ある意味日曜日だけの休みという安定した生活を手に入れてしまいました。。
求人の情報は当てにならないことを痛感しましたね。。
ほぼ毎日15時間強制拘束!長時間労働は強制で当たり前!
これが一番きつかった。。。
僕の働いていたブラック企業では、定時が9時~18時でしたが、基本的には8時出社、22時くらいまでは営業の練習を全員でやらされていました。もちろん帰ることなんて許されるわけがない!!
入社から3日間は定時で帰らされていましたが、先輩社員達は僕が帰るころには『ここからやぞー!頑張っていくぞー!』という言葉が飛び交っていたときに、今後の自分もこうしていかないといけないのか・・・とゾッとしたことを覚えています 笑
体力的にしんどかったのですが、気合いと根性だけはあったのでなんとかなったものの、毎日家に帰るのが23時すぎ。
奥さん・子供の顔は寝顔しか見れないし、奥さんからは『もっと早く帰ってきてよ!怒』を何回聞いたかわからないほど言われました。。今でいうワンオペというやつですね。
更に休みも少ないので、日曜は疲労で起きれない。昼間まで寝てました。睡眠時間は毎日5時間もなかったので寝れるときに寝ることに必死でした。
奥さん本当にあのときはごめんなさい。
当然、残業代なんて一円も払われていないですし、そもそも何時間残業したか記録も残さないようにされていたので仕方ないですね。
自ら成長したいとかチャレンジするための、自発的な長時間労働や残業には価値を感じますが、完全強制の長時間労働からは得られるものは少ないなって思います。
関連記事:過酷なブラック企業は転職活動の時間がない!けど、やるしかないでしょ。
有給休暇取得率0%!有給なんて取れないのが当たり前!
ブラック企業には有給取得なんて概念はないです。
僕は3年半在籍しましたが、一度も取ったこともありませんし、今何日有給があるのか確認する術もないなかったですね。
社員数は200名近くいましたが、一人も有給を取ったところを見たことがなかったですね。
僕は子供が産まれたときも早退・欠勤の扱いでした!
入社して2か月で子供が産まれましたが、当時の上司に
『なめてんのか!今月の数字どうすんだよ!どっちが今月の数字と家族どっちが大事なんだよ!』と詰められましたね。
電話口で半分笑いながらも、『すいません・・・』と言ったことを覚えています。
今となっては反動で有給全部消化して、年間休日は150日程度取れているので、なんとか笑える過去になってるかなと思います。
とにかくブラック企業に有給なんてないです!
試用期間中に目標達成できなければクビ
『正社員での採用でしたが、3か月以内に営業ポイント目標をクリアしないとクビになります。』と入社日に告げられました。
当然入社前に聞いているわけもない雇用条件です。
本来試用期間の考え方としては、適正があるかを見定める期間となり、正社員という労働契約が成立しているため、あながち間違いではないかもしれません。
試用期間中に営業ポイントいかないとクビは営業未経験入社からすると、かなり難易度は高いものでした。
研修担当からは、『これでクビになる人はほとんどいないから大丈夫だよ~笑』と笑顔で説明を受けましたが、3か月以内に辞める人が8割だったのでいないもの頷けます。
ブラック企業の恐ろしいところは入社前までの説明と入社後が全く違う点です。
入社前にチェックしておかなかった自分を反省したことを覚えています。
冗談半分の暴力
テレアポ中に受話器と手をガムテープでグルグル巻き
これはブラック営業会社のあるあるですね。
一日中電話帳片手に電話をかけ続けるのですが、受話器を置くことは絶対に許されません。
『なに受話器置いてんだよ!!!ガムテープで受話器つけとけ!』と言って笑いながら受話器と手をガムテープでつけていきます。
当然みんな笑いながらも、心の中では受話器を置くことの許されないプレッシャーを感じていたように思います。
このモラルの低さもブラック企業の特徴かなと思いますが、夢中で働いている最中はブラック企業と冷静に考えられずに洗脳されていくのが一番まずかったかもしれないです。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
今回僕が体験したブラック企業のごく一部を紹介させてもらいました。
これは本当にごく一部なんです・・・。
それは凄いと思える体験も数多くありますので、また別の記事で紹介していきます。
それでは!